Episode.07 チームスタッフが連携して追い求めた新婦様こだわりの世界観

scroll

言葉では表現できない新婦様の披露宴に懸ける想い

「お客様が会場に入られる瞬間から、自分たちらしいお出迎えをしたい」。
「お客様がリラックスできる空間コーディネートでおもてなししたい」。
披露宴全体の世界観に大変こだわりがある新婦様と、
新婦様が納得いくまでその願いを叶えてあげたいとおっしゃる新郎様。
デザイン系のお仕事をされている新婦様は、
披露宴に対して言葉では表現しきれないほどのイメージとディテールへのこだわりをお持ちでした。
もともとはガーデンウェディングを切望されていたところ、
雨の場合を考慮され、迷いに迷われての屋内式場を選ばれたお二人。
お打合せの時は、ご自身のイメージを表現したスクラップアルバムをご持参になり、
回を重ねるごとに厚みを増すアルバム。
そこにはいつも緑の木々や花々に囲まれるガーデンウェディングの風景がありました。
私たちもそこから想像できる実現的なご提案をさせていただくのですが、
どうにも新婦様が希望されるイメージに近づけません。
もどかしさと不安からナーバスになられる新婦様に、
新郎様は「とにかくエスクリさんに相談してみよう」と、
その都度、会場に足をお運びくださいました。

イメージを共有するためのキーワードを探す

私たちも、そんなお二人の想いにどうにか応えたい一心でした。
お話を伺いながら具体的なイメージを描き起こし、
テーマを共有しようとブレイン・ストーミングのように互いにキーワードを出し合い、
お打合せには通常の倍以上の時間をかけ、
さまざまなスタッフが携わりながら何度も行いました。
そこで分かってきたのは、最終的に残った3つのキーワード
「自然」、「調和」、「温かみ」
から読み取れるお二人の想いの本質でした。
音楽仲間で学生時代からのご友人だった新郎新婦様。
同じ音楽仲間の方々や親しいご友人をお迎えになるにあたって、
普段と同じ距離感で、自然豊かな素敵な環境の中でおもてなししたい。
センスのいい新婦様と、
そのセンスに惚れ込んでいらっしゃる新郎様との共演の場である披露宴会場全体を、
新婦様の世界感で満たしてお客様に寛いでいただきたい。
突き詰めていくと、お二人が最もこだわっていらっしゃるのは、
会場の装花とメインテーブルのあり方だとわかりました。

実現可能かではなく、どう実現するか

そこで、スタッフ間で試行錯誤した結果、
会場中央のひな壇のメインテーブルを撤去してソファを置き、
そこにお二人が腰かけられ、
ソファ周りを植物でいっぱいにする案はどうだろうかとお話ししました。
すると、これまでにない斬新なセッティングと
お客様との距離感をとても気に入られたお二人。
それまで実現できるご提案をしてきた私たちにとって、
今回は困難なこともたくさんあり、
各スタッフがどうやったら実現できるかを必死に考え、
それぞれの専門分野で知恵を出しながらセクションを超えて取り組み始めました。
衣裳担当はソファでのドレスでの立ち居振る舞いや、
美しく見えるトレーンの流し方などを綿密にチェック。
サービス担当はお二人へのお料理やドリンクの提供をどうするか、
お客様との導線をいかに安全に確保するか。
メイク担当は通常とは違う距離感ということもあり、
当日のコンディションを想定したいくつかのメイク案を用意。
また、披露宴全体もさることながら
お飾りやペーパーなどのディテールにも大変こだわりのある新婦様に対し、
サービス担当がそのセンスを汲み取り親身に応えて行きました。
さまざまなスタッフが関わり、空間と演出を作りこんでいき、
これらすべてをリハーサルで試し、
大丈夫という安心感で当日を迎えていただけるよう準備しました。

ガーデンウェディングには程遠くとも、どうにか希望を叶えてさしあげたい

当日のセレモニーでは、オリーブの苗木をお客様と一緒に鉢に植樹しました。
ガーデンウェディングとまではいきませんが、
少しでも自然を感じていただけたらと思ってのご提案でしたが、とても喜んでいただけ、
また、お二人のこだわりの結晶ともいえる緑に囲まれたソファ席も、
お客様に大変好評でお二人も感無量のご様子でした。
式から暫くして、お二人からお手紙をいただきました。
しかも、関わった全ての担当スタッフ宛でした。
今回、携わらせていただいた全スタッフが、新郎新婦様とビジョンを共有し、
各セクションがベクトルを合わせて動くことの大切さを教えていただいた気がします。
かけがえのない貴重な経験は私の一生の宝物となりました。

ウエディングプランナー 吉野 愛

このエピソードに関わったスタッフたち

齋藤 史恵

フラワー

齋藤史恵

お2人の思い描く世界観をお花で実現してあげたい!と思い、ガーデンウエディングというコンセプトに合わせて、ナチュラルな枝やグリーンを何種類も使いました。 そしてご新婦様の大好きなカスミソウをポイントに使い、野に咲く様なお花を沢山セレクトしました。事業所の皆さんにアドバイスを頂きながら、当日の導線や安全性を考慮し、 ソファ周りの空間をイメージ通りに形にする事が出来ました。色々なセクションの方々の協力なしでは実現出来なかった施行だと思います。改めてチームワークの大切さを実感しました。 当日、お2人の嬉しそうなキラキラとした笑顔が今でも心に残っています。

廣田 こずえ

ヘアメイク

廣田こずえ

ご新婦様は、好みのヘアスタイル、メイクはあるけれど、それが自分に似合っているのかがわからず、ヘアメイクに対してあまり良いイメージを持ってはいませんでした。 リハーサルメイクでは不安を取り除きたかったので、何でも言って頂ける様に雰囲気づくりを心がけました。 まずはご新婦様のご希望のヘアメイクをし、そこからお客様の雰囲気に合いそうなスタイルをたくさん作らせていただきました。どれも気にいっていただきワイワイ楽しく行ないました。 また、お肌の悩みも抱えていらっしゃったので、リハーサルメイク後もお肌の調子についてコミュニケーションをとりました。 そのおかげで、全てお任せいたします!と言って頂き当日を迎える事ができました。

上地 藍

ドレス

上地藍

「新郎新婦席をソファにしたい」というお二人のご要望をプランナーから伺いました。ご新婦様が気に入ったドレスはソファ席にはあまり向かないボリュームがあるラインでした。 選んだドレスをとても気に入っているというご新婦様のお気持ちと、選んだドレスではソファでの立ち振る舞いは難しいが綺麗に過ごしたい・・・という相反するご希望をできるだけ叶えたいと思いました。 他スタッフにドレスを事前に着てもらい、鏡の前で様々な角度からチェックしました。 ウェディングドレスは裾が長いので着席時気を付ける、カラードレスの後ろの付属のリボンは取った方が動きやすい・・・など細かなシュミレーションをし、それを基にお二人にレクチャーさせて頂きました。 当日のお二人の素敵な笑顔を拝見し、この式に携われたことをとても嬉しく思いました。

Back to top

page top